重複したメールアドレスが [sys_user] テーブルに存在する場合に発生する可能性のある問題Summary デフォルトでは、[sys_user] テーブルの <email> フィールドは一意となるよう設定されていません。このため、同じメールアドレスを複数のユーザーに割り当てることができます。このようなメールアドレスの重複は有効な運用ではなく、システム内で予測できない動作を引き起こす可能性があります。そのため、可能な限り各ユーザーに対して一意のメールアドレスを使用することを強く推奨します。 メールアドレスの重複によって発生する可能性のある問題の一例は次のとおりです。 **Email Reader** スケジュールジョブは最初に一致したメールアドレスを使用するため、重複したメールアドレスが存在する場合、毎回同じレコードが選択される保証がなく、受信メールアクションで不安定な動作が発生する可能性があります。複数のユーザーが **[cmn_notif_device]** テーブル内で同じメールアドレスを保持することになるため、送信通知に影響を及ぼす可能性があります。メールアドレスが **{nameID}** として定義されている場合、インスタンスで SSO が構成されていると、ユーザーログインに影響を及ぼす可能性があります。Virtual Agent 会話のために ServiceNow ユーザーアカウントをメッセージングアプリケーションとリンクする場合、メッセージングアカウントと ServiceNow アカウントの両方に同じメールアカウントが定義されていれば、メッセージングアカウントは自動的に ServiceNow アカウントにリンクされます。メールアドレスの一致を使用してメッセージングユーザーを ServiceNow アカウントに自動的にリンクするアカウント自動リンク機能が有効になっている場合、重複したメールアドレスにより、Slack、Microsoft Teams、および Workplace from Facebook の Conversational Integrations で問題が発生する可能性があります。複数のドメインにわたり同じメールアドレスを共有する複数のユーザー/連絡先レコードが存在する場合、ドメイン分離されたレコード内に他ドメインのデータが表示される可能性があります。同じメールアドレスを共有する複数のアクティブユーザーが存在する場合、承認検証ロジックが誤ったユーザーレコードを特定し、承認要求を却下する可能性があります。 注: [customer_contact] を含む [sys_user] を拡張した子テーブルにおいて重複したメールアドレスを使用した場合にも、問題が発生したという報告があります。