HR スコープ対象アプリのプラグインが有効になっている場合、Service Portal のリストページ/データテーブルウィジェットで [アサイン先] などの参照フィールドの値がエンドユーザーに表示されない説明 Service Portal のリストページ/データテーブルウィジェットで、参照テーブルへのアクセス権がないユーザーに対しては、参照フィールドの値が非表示になります。これは、HR スコープ対象アプリのプラグインが有効になった後に発生します。 再現手順 1) アドミニストレーターとして、HR スコープ対象のアプリケーションを有効にします。2) ESS ユーザーとして、新しいインシデントを作成します。3) アドミンユーザーの代理操作を行い、前のステップで作成したインシデントの [アサイン先] フィールドに入力します。4) ESS ユーザーの代理操作を行い、[アサイン先] 列を追加してインシデントリストのレイアウトを構成します。ここ (incident_list.do 上) では、[アサイン先] フィールドの値が正しく表示されています。5) 次の URL に移動します。<instance>/sp?id=list&table=incident&view=default[アサイン先] フィールドが空白であることを確認します。セキュリティのデバッグを有効にして同じ SP URL にアクセスすると、[アサイン先] フィールドの値が表示されます。 ワークアラウンド これは想定内の動作です。Service Portal は現在、参照のターゲットであるレコードへの ACL 読み取りアクセス権を持たないユーザーに対して、リスト内の参照フィールドの値を表示しません。たとえば、assigned_to が Beth Anglin で、ユーザーが Beth の sys_user レコードへの読み取りアクセス権を持っていない場合は、彼女の名前はリストに表示されません。 ワークアラウンドとして、Service Portal のリストの表示値を確認する必要があるユーザーには、ターゲット参照テーブルへの読み取りアクセス権を付与します。 関連する問題:PRB1237811