SPF が原因でスパムとマークされた受信メールが失敗する DescriptionServiceNow リレーが使用されている場合にユーザーがインスタンスにメールを送信すると、それらのメールは監査されます。そのいくつかはスパムとしてマークされる可能性があります。 メールがスパムとしてマークされている場合、メールのヘッダーに「X-ServiceNow-Spam-Status: Yes」と記載されます 。 X-ServiceNow-Spam-Status:Yes, score=6.887 tagged_above=-999 required=6.2 tests=[BAYES_00=-1.9, HTML_IMAGE_ONLY_20=1.546, HTML_MESSAGE=0.001, MIME_BASE64_TEXT=1.741, SPF_SOFTFAIL=4, TO_NO_BRKTS_HTML_IMG=1.999] 注:2023年12月には、SPF Softfailがスパムスコアに4ポイントを追加し、以前のスコアは3.5になりました。 2023年12月までスパムとしてフラグが立てられなかった可能性のあるメールは、0.5を追加することで合計スパムスコアが6.2を超える可能性があるため、スパムとしてフラグが立てられる可能性があります。CauseServiceNow メールリレーシステムでは、SpamAssassin を使用し、いくつかのスパムテストに基づいてポイントを割り当てることで、メールがスパムであるかどうかを判断します。 SPF チェックは、メールのスパムスコアに大きく影響します。集計スコアが 6.2 以上になると、そのメールにはスパムのフラグが立てられます。軽微な SPF エラーではスコアに 3.5 が加算されます。一方、重大な SPF エラーではスコアに 7.0 が加算され、ただちにスパムのフラグが立てられます。自社の SPF レコードをチェックして、正しい最新の内容であることを確認するようお勧めします。これを行わないと、一部のメッセージが不意にスパムとしてマークされる可能性があります。Resolution 使用するメールドメインにとって最善の解決策となるのが、SPF レコードを更新することです。ドメインから送信されるメールが SPF チェックに失敗しないよう、送信者は、使用しているドメインの SPF レコードが最新である必要があることをメール管理者に知らせるべきです。 ServiceNow では、ServiceNow メールシステム上のスコアリングアルゴリズムに関する個別の提案には対応できません。スパムスコアリングシステムが自社の要件どおりに機能しない場合は、インスタインスのメールフィルター内で、スコアを付けられたメールのいずれかのフィルタリングをオフにしてください。 以下は、メールフィルター「Move spam to junk folder」(スパムをジャンクフォルダに移動)です。ここではヘッダーが考慮されます。ヘッダーや件名などで見つかった情報に基づいて、許可リストに登録したいメールの情報に基づいた条件を追加する必要があります。 自社の SPF レコードに登録されていない動的メール サーバー (Unix、Linux メール サーバーなど) では、軽微な SPF エラーが生成されます。その場合は、必ず SPF 登録済みメールリレーサーバーへのクライアントとしてメールを設定してください。または、インスタンスのメールフィルター条件を更新して、メールヘッダーの情報に基づいてこれらのリレーを許可するようにします。 Additional Informationスパムメールのスコアリングとフィルタリングに関する一般的な情報:KB0549426 多くの場合、顧客は組織のドメインからインスタンスのメールアドレスにメールを転送します。 これにより、不適切なメール転送設定によりSPFが失敗する可能性があります。 詳細は非常に技術的なものであり、ServiceNow はサードパーティ製品による正しい転送セットアップについてアドバイスすることはできません。 説明と実装の提案については、この サードパーティの記事 および こちら を参照してください。ServiceNow テクニカルサポートは、情報の正確性を保証できず、外部リンクの内容について一切の責任を負いません。