ベストプラクティス – 辞書オーバーライド Issue 辞書オーバーライドを使用すると、システム管理者は拡張テーブルのフィールド設定をオーバーライドできます。この記事では、この機能を使用してインシデントテーブルと問題テーブルの初期状態値を変更する方法について説明します。 ベストプラクティスビデオ 辞書オーバーライドの使用 インスタンスでは、情報は親クラスと子クラス別に整理されたテーブルに格納されます。インシデントテーブルと問題テーブルは、どちらも親タスクテーブルから拡張されます。親タスクテーブルのデフォルトのステータスは [新規] です。インシデントテーブルの初期ステータスは [アクティブ] です。問題テーブルの初期ステータスは [レビュー待ち] です。 拡張テーブルの場合、フィールド設定をデフォルトのステータスから正しい初期ステータスに変更する必要があります。辞書オーバーライドを使用すると、タスクテーブルとその拡張テーブルに影響を与えることなくフィールド属性を変更できます。 ベストプラクティス: 辞書オーバーライドを使用して、拡張テーブルのフィールド設定を変更します。 インシデントテーブルの初期ステータスを変更するには: [インシデント] > [新規作成] に移動します。[ステータス] フィールドで、選択リストを開きます。初期ステータスには [新規] が選択されています。[ステータス] を右クリックして [辞書のカスタマイズ (Personalize Dictionary)] を選択します。 ステータス値は、このフィールドの [辞書エントリ (Dictionary Entry)] で指定されます。ステータスフィールドはタスクテーブルで定義され、デフォルト値は 1 です。[選択肢] に移動します。これにより、ステータスフィールドの選択肢と対応する値のリストが表示されます。[アクティブ] フィールドの値は 2 です。 リストの列をカスタマイズして、テーブルと対応する選択肢を表示します。 歯車のアイコンをクリックします。[テーブル] をリストに追加します。[OK] をクリックします。 初期ステータスは、デフォルトのタスクステータス値である 1 に対応するため、[新規] です。インシデントの初期ステータスは [アクティブ] で、値は 2 です。[辞書オーバーライド] を使用して、指定されたテーブルにのみ変更を加えます。 デフォルト値を変更するには: [辞書オーバーライド] > [新規] に移動します。[テーブル] フィールドで、[インシデント] を選択します。[デフォルト値を上書き] を選択します。値に 2 を入力します。[送信] をクリックします。 新しいインシデントが開かれると、初期ステータスは [アクティブ] になり、デフォルト値は 2 になります。 同じ手順で、問題テーブルの初期ステータスと値を設定します。