PowerShell 実行アクティビティに対するパラメーターの受け渡し - Support and Troubleshooting

PowerShell 実行アクティビティに対するパラメーターの受け渡し Issue 場合によって、次のことを行う必要があります。

MID サーバーで PowerShell スクリプトを実行する、または MID サーバーにリモートマシンでスクリプトを実行させる。 PS スクリプトにパラメーターを渡す。 スクラッチパッドから PS スクリプトに渡されるパラメーター、またはワークフローへの一部の入力変数から計算されるパラメーターを取得する。 この記事では、これらすべてのケースについて、簡単なワークフローの例を 2 つ使用して説明します。

ワークフローの実装 1：アクティビティからパラメーターを設定する [ Orchestration] > [MID サーバープロパティ (MID Server Properties) ] に移動し、オプション [ MID サーバー ] に有効な MID サーバーの名前が含まれていることを確認します。 新しいワークフローを作成し、「PowerShell のテスト 1」などの名前を付けます。 Start と End の間に、次の値を使用して PowerShell 実行 アクティビティを追加 ( 成功 と 失敗 の両方の出力を接続) します。 名前：PS のテスト ホスト名：(コマンドを実行する必要があるマシン、テストには localhost で問題ありません。) コマンド： Write-Host "Updating user $user_name with id $user_id" PowerShell スクリプト変数： {"user_id": "1234", "user_name": "foo"} センサースクリプト： doProcessResponse(); function doProcessResponse() { workflow.scratchpad.midoutput = activity.output; } PS のテスト と End の間に、次の値を使用して スクリプト実行 アクティビティを追加します。 名前： スクラッチパッドの印刷 スクリプト： workflow.info("The MID Server returned: {0}", workflow.scratchpad.midoutput); ワークフローは次のようになります。

Begin ==> PS のテスト ==> スクラッチパッドの印刷 ==> End ワークフローの実装 2：スクラッチパッド内の値からパラメーターを設定する [ Orchestration] > [MID サーバープロパティ (MID Server Properties) ] に移動し、オプション [ MID サーバー ] に有効な MID サーバーの名前が含まれていることを確認します。 新しいワークフローを作成し、「PowerShell のテスト 2」などの名前を付けます。 Start と End の間に、次の値を使用して スクリプト実行 アクティビティを追加します。 名前：スクラッチパッドに値を入れる スクリプト： workflow.scratchpad.user_id = "1234" ; workflow.scratchpad.user_name = "foo" ; 注 ：ここでは、スクラッチパッドにいくつかの変数を追加しています。これらのスクラッチパッド変数は、ワークフロー入力変数、要求アイテム変数などから取得した値に基づいて計算できます。 スクラッチパッドに値を入れる と End の間に、次の値を使用して PowerShell 実行 アクティビティを追加 ( 成功 と 失敗 の両方の出力を接続) します。 名前：PS のテスト ホスト名：(コマンドを実行する必要があるマシン、テストには localhost で問題ありません。) コマンド： Write-Host "Updating user $user_name wid id $user_id" PowerShell スクリプト変数： {"encrypted:user_id": "${workflow.scratchpad.user_id}", "user_name": "${workflow.scratchpad.user_name}"} センサースクリプト： doProcessResponse(); function doProcessResponse() { workflow.scratchpad.midoutput = activity.output; } PS のテスト と End の間に、次の値を使用して スクリプト実行 アクティビティを追加します。 名前：スクラッチパッドの印刷 スクリプト： workflow.info("The MID Server returned：{0}", workflow.scratchpad.midoutput); ワークフローは次のようになります。 Begin ==> スクラッチパッドに値を入れる ==> PS のテスト ==> スクラッチパッドの印刷 ==> End ワークフローを実行する ここで、タイトルバーの緑色の [ -> ] をクリックして、ワークフローエディターからこのワークフローを実行できます。

このワークフローをカタログアイテムにアサインして、 アイテムの注文 時に実行することもできます。

結果をチェックする ワークフローが実行されたら、[ ワークフロー] > [すべてのコンテキスト (All Contexts) ] に移動し、そこでワークフローを検索して、ワークフローの動作をチェックします。

PowerShell のテスト 1 を選択します。(リストを新しい日付から古い日付の順に並べ替え、リストの一番上のワークフローを見つけます。)

コンテキストにアクセスし、関連リストの [ ワークフローログ ] に移動します。

「 MID サーバーの戻り値：ユーザー foo を ID 1234 で更新 」というメッセージが表示されているエントリを確認します。

このコンテキストのスクラッチパッドも確認します。(場合によっては、フォームにスクラッチパッドフィールドを追加する必要があります。)

1 番目のワークフローのスクラッチパッドは次のようになります： {"midoutput":"Updating user foo with id 1234"} 2 番目のワークフローのスクラッチパッドは次のようになります： {"midoutput":"Updating user foo with id 1234","user_id":"1234","user_name":"foo"} PS スクリプトにパラメーターを渡す PS スクリプトに変数を渡すには、変数を含む JSON 形式のオブジェクトを PowerShell スクリプト実行 アクティビティの [ PowerShell スクリプト変数 ] フィールドに追加する必要があります。

この例では、以下を使用しました。

{ "user_id": "1234", "user_name": "foo" } 数値、ブール値、その他の複雑なオブジェクトなど、他の種類のデータを渡すことができます。

これらのパラメーターは、暗号化して MID サーバーに渡すことができます。そのためには、各変数名の前に encrypted: を付加するだけです。この例では、 user_id パラメーターを次のように暗号化します。

{ "encrypted:user_id": "1234", "user_name": "foo" } その結果、プローブのペイロード内の次のパラメーターが MID サーバーに送信されます。

スクラッチパッドから値を取得する スクラッチパッドから何かを取得するには、 Javascript 拡張機能 を使用する必要があります。

${workflow.scratchpad.a_variable} [ 文字列 ] アクティビティフィールドで JS 拡張機能を使用できます。この場合、[ PowerShell スクリプト変数 ] フィールドを次のように記述できます。

{ "encrypted:user_id": "${workflow.scratchpad.user_id}", "user_name": "${workflow.scratchpad.user_name}" }