SLA スケジュールと期間の理解Issue この記事は、SLA 期間の測定を理解するのに役立ちます。また、SLA スケジュール定義の指針になります。 レガシーフィールドを無視する タスクテーブルには以下のフィールドが存在します (デフォルトのタスクフォームには表示されません)。これらのフィールドは、古くなった従来のエスカレーションエンジンで使用されていました。 エスカレーションSLA 締結有無SLA 期限 これらはレガシーフィールドで、2010 / 2011 版エンジン導入以降は使用されていません。 これらのレガシーフィールドは無視してください。現在の SLA 機能とは無関係です。 [期間] フィールドから「日数」要素を削除する ここに記載されているように、タスク SLA のビジネス期間フィールド ([ビジネス経過時間]、[ビジネス経過割合] および [残りビジネス時間]) は、関連する SLA 定義でスケジュールが指定されている場合、スケジュールに基づきます。同様に、タスク SLA の [予定終了時間] は、SLA 定義に入力された [スケジュール] と [期間] の値に基づいて計算されます。 このため、ビジネス時間 (スケジュールを形成) と実際の経過時間の間の「日」の定義の違いについて、いくらか混乱が生じる可能性があります。例えば、SLA 定義で月曜日から金曜日の 09:00 ~ 17:00 のスケジュールを選択し、[予定終了時間] を 3 日間にする場合、[期間] フィールドには「1 日」(営業日 8 時間の 3 倍 = 24 時間) を入力する必要があります この混乱を緩和する 1 つの方法は、SLA 定義の [期間] フィールドを変更して [日数] 要素を削除することです。 以下にその手順を示します。 SLA 定義レコードを開きます。[期間] フィールドに [日数] が表示されます。例えば、次のようになります。[期間] フィールドを右クリックし、[辞書を設定] を選択します。辞書レコードに [詳細] ビューが表示されていることを確認します。[属性] フィールドに「max_unit=hours」と入力します。レコードを保存します。これにより、SLA レコードの [期間] フィールドから日数要素が削除されます。例えば、次のようになります。 注:期間タイプのフィールドで、時間単位、分単位、秒単位で値を表示する方が合理的な場合、同様の変更が可能です ビジネス経過時間の強制入力 デフォルトでは、SLA 定義がスケジュールを使用しない場合、ビジネス期間フィールドは空白のままになります。 必ず入力するよう設定したい場合は、24 時間 365 日のスケジュールを使用して入力を強制できます。 [システムスケジューラー] > [スケジュール] > [スケジュール] に移動します。新規スケジュールを作成します。スケジュールにスケジュールエントリーを追加し、[終日] チェックボックスをオンにして、[繰り返し] フィールドで [日次] を選択します。注: スケジュールにエントリーがない場合、スケジュール計算は引き続き機能しますが、効率が非常に悪くなります。スケジュールエントリーを送信し、スケジュールレコードを保存します。SLA 定義レコードに戻り、[スケジュール] フィールドを新しい 24 時間 365 日 のスケジュールに設定します 以降のすべてのタスク SLA レコードでは、ビジネス期間フィールドに値が入力されます。Related Linksサービスレベルアグリーメント (SLA) のトラブルシューティングKB0547270:SLA 時間の理解:実経過時間とビジネス経過時間