ODBC Driver を使用した Microsoft SQL リンクサーバーのアクセスエラーの解決Issue Microsoft SQL リンクサーバーで ODBC Driver を使用する場合、ODBC Driver はアプリケーションログやファイルキャッシュにアクセスできません。 症状 Microsoft SQL リンクサーバーで ODBC Driver を使用すると、次のいずれかのエラーが表示されます。 リンクサーバー「SERVICENOW」に必要なインターフェイス (「IID_IDBSchemaRowset」) を OLE DB プロバイダー「MSDASQL」から取得できない。(Microsoft SQL Server, Error: 7301) リンクサーバー「SERVICENOW」に必要なインターフェイス (「IID_IDBCreateCommand」) を OLE DB プロバイダー「MSDASQL」から取得できない。(Microsoft SQL Server, Error: 7301) リンクサーバー「SERVICENOW」に OLE DB プロバイダー「MSDASQL」のインスタンスを作成できない。(Microsoft SQL Server, Error: 7302) リンクサーバー「SERVICENOW」で OLE DB プロバイダー「MSDASQL」のデータソースオブジェクトを初期化できない。 リンクサーバー「SERVICENOW」の OLE DB プロバイダー「MSDASQL」が「[DataDirect][ODBC OpenAccess SDK driver][OpenAccess SDK Client]コアサービスコンポーネントの作成に失敗しました。」というメッセージを返す。(Microsoft SQL Server, Error: 7303) リンクサーバー「<リンクサーバー名>」の OLE DB プロバイダー「IBMDADB2.DB2COPY1」によりエラーがレポートされました。アクセスが拒否されました。(Microsoft SQL Server, Error: 7399) CauseODBC Driver は環境変数 %LOCALAPPDATA% を使用してログファイルとキャッシュの場所を指定します。iSQL コンソールを使用する場合、この変数はユーザーのホームディレクトリに置き換えられます (例:C:\Users\<user>\AppData\Local)。ただし、Microsoft SQL Server を実行している場合、この変数が次のように置き換えられます。C:\Windows\System32\config\systemprofile\AppData\Localユーザーのローカルディレクトリとは異なり、System32 ローカルディレクトリへのアクセスには権限の昇格が必要です。ResolutionODBC Driver 構成プロパティ ServiceDebugLogPath と ServicesSQLDiskCachePath を編集し、%LOCALAPPDATA% を ${user.home} に置き換えます。