getRefRecord() を使用する場合のベストプラクティス - Support and Troubleshooting

getRefRecord() を使用する場合のベストプラクティス Issue  getRefRecord() は指定された参照要素の GlideRecord オブジェクトを返します。この方法はビジネスルールスクリプトで広く使用されていますが、これを誤って使用すると大きな問題が発生する可能性があります。この記事では、発生する可能性があるいくつかの問題と、それらを回避するためのベストプラクティスについて説明します。

問題 getRefRecord() を使用して取得したレコードの値を出力しても、何も出力されない場合がある。 getRefRecord() を使用して取得したレコードを更新すると、孤立レコードが挿入される。 他のスクリプトで getRefRecord() を使用して取得したレコードの値を使用すると、「未定義」エラーが発生する。

Resolution 参照フィールドの値が空の場合、getRefRecord() はエラーをスローせず、GlideRecord オブジェクトを返します。そのため、返されたオブジェクトが有効な GlideRecord オブジェクトかどうかを確認することが重要です。

1 2 3 4 5 6 7 var grUser = current.user.getRefRecord(); if (grUser.isValidRecord()) { // if (grUser.email != current.email_address){ grUser.email = current.email_address; grUser.update(); } } getRefRecord() の後には必ず isValidRecord() チェックが必要です。

想定されるフィールドが子テーブルにある場合は、参照フィールドが親テーブルではなく子テーブルを参照していることを確認してください。そうでない場合、getRefRecord() は親テーブルから GlideRecord オブジェクトを返し、子テーブルに存在するフィールドがないため、「未定義」エラーが発生します。