SAML が有効になっている場合に ServiceNow セッションタイムアウトで想定される UI 警告またはメッセージがトリガーされない - Support and Troubleshooting

SAML が有効になっている場合に ServiceNow セッションタイムアウトで想定される UI 警告またはメッセージがトリガーされない Issue ベースシステムでは、Apache のデフォルトのセッションタイムアウトである 30 分間が使用されます。ログイン画面の [記憶する (Remember Me)] チェックボックスをオンにしていない場合、アプリケーションで 30 分間操作がないと、プラットフォームによってユーザーが自動的にログアウトされます。セッションの有効期限が切れると、「 セッションの有効期限が切れました。[OK] をクリックして再度ログインしてください。 」(Your session has expired. Click OK to log in again.) という警告が表示されます。

Cause ServiceNow に SAML が構成されている場合に発生するタイムアウトシナリオは次のとおりです。

セッションタイムアウトがインスタンスのユーザーセッションを終了する (IdP には影響しない)。 インスタンスが IdP に対して SAMLRequest を行ってセッションの再確立を試行する。 ユーザーセッションが IdP で終了しない場合に、ユーザー名/パスワードのプロンプトが表示されずにインスタンスにリダイレクトされる。 ユーザーセッションが IdP で終了した場合に、IdP のログイン画面が表示される。 上記のタイムアウトシナリオでは、IdP のタイムアウトプロパティを ServiceNow のタイムアウトよりわずかに小さい値に設定すると、IdP のログイン画面が表示されます。

Resolution SN セッションの有効期限が切れたときに IdP のログインページを表示するには、SN セッションが期限切れになる「前」に IdP セッションが期限切れになるように設定します。

Related Links ServiceNow のデフォルトの Apache セッションタイムアウトは、次のいずれかを実行することで上書きできます。

glide.ui.session_timeout システムプロパティを追加する (詳細は「 セッションタイムアウトの変更 」を参照)。 SAM インスタンスのインストレーションイグジットをカスタマイズする (詳細は「 インストレーションイグジット でのログイン変更」を参照)。 SAML が有効になったインスタンスで ServiceNow セッションタイムアウトをカスタマイズすると、ユーザーに警告が表示されなくなります。画面が応答せず、UI に変更はありません。メインコンテンツフレームに空白の白いページが表示されるか、そのフレームのコンテンツを表示できないというブラウザエラーが表示される場合もあります。