MID サーバーの設定におけるベストプラクティスIssue <!-- div.margin{ padding: 10px 40px 40px 30px; } table.tocTable{ border: 1px solid; border-color:#E0E0E0; background-color: rgb(245, 245, 245); padding-top: .6em; padding-bottom: .6em; padding-left: .9em; padding-right: .6em; } table.noteTable{ border:1px solid; border-color:#E0E0E0; background-color: rgb(245, 245, 245); width: 100%; border-spacing:2; } table.internaltable { white-space:nowrap; text-align:left; border-width: 1px; border-collapse: collapse; font-size:14px; width: 85%; } table.internaltable th { border-width: 1px; padding: 5px; border-style: solid; border-color: rgb(245, 245, 245); background-color: rgb(245, 245, 245); } table.internaltable td { border-width: 1px; padding: 5px; border-style: solid; border-color: #E0E0E0; color: #000000; } .title { color: #D1232B; font-weight:normal; font-size:28px; } h1{ color: #D1232B; font-weight:normal; font-size:21px; margin-bottom:-5px } h2{ color: #646464; font-weight:bold; font-size:18px; text-decoration: underline; } h3{ color: #000000; font-weight:BOLD; font-size:16px; text-decoration:underline; } h4{ color: #646464; font-weight:BOLD; font-size:15px; text-decoration:; } h5{ color: #000000; font-weight:BOLD; font-size:13px; text-decoration:; } h6{ color: #000000; font-weight:BOLD; font-size:14px; text-decoration:; } --> MID サーバーの設定におけるベストプラクティス リソース MID サーバーの設定を始めるには、次のリソースを順番に確認してください。各リソースでは、ローカルネットワークリソースに MID サーバーを設定する方法を順を追って説明します。 ビデオチュートリアル:MID サーバーのセットアップ方法 MID サーバーの設定におけるベストプラクティス 管理、計測、検出 (MID:Management、Instrumentation、Discovery) サーバーは、Windows のサービスまたは UNIX のデーモンとして動作する Java アプリケーションです。 MID サーバーは、ServiceNow プラットフォームと外部のアプリケーション、データソース、サービスの間で行われるデータの通信や移動を容易にします。 MID サーバーを設定するには、以下の手順に従います。 ServiceNow インスタンスから MID サーバーをホストするコンピューターに適切なインストールファイルをダウンロードします。ダウンロード完了後、ファイルを解凍します。「agent」フォルダーには、サービスを開始する前に変更する必要があるものも含め、MID サーバーに必要なすべてのファイルが含まれています。ホスト上の C ドライブのルートレベルに新しいフォルダーを作成します。「agent」フォルダーをこのフォルダーにコピーし、コピーしたファイルを変更することで、元の MID サーバーのインストールファイルを保持できます。コピーが完了したら、フォルダーの名前を変更します。MID サーバーのサービスを開始した後は、サービスを削除して再インストールしない限り、「agent」フォルダーの名前は変更できません。 XML 形式の構成ファイルをテキストエディターで開きます。 必須パラメーターセクションで、変更する必要がある値を MID サーバーの接続先の ServiceNow インスタンスの名前に置き換えます。MID サーバーがログインに使用できるユーザー名とパスワードを ServiceNow インスタンスに設定します。インスタンスに戻り、ユーザーテーブルに新しいユーザーを追加します。適切なアクセス権を与えるために、mid_server ロールをアサインします。 アクティビティを適切に追跡し、インスタンスへのアクセスを制限するためのベストプラクティスは、admin ではなく mid_server ロールを割り当てることです。mid_server ロールは、他のすべての必要なロールを継承します。構成ファイルに MID サーバーのユーザー名とパスワードを入力します。encrypt パラメーターはデフォルトで true に設定されています。パスワードは、ファイルを保存するときに暗号化されます。パスワードを暗号化しない場合は、この値を false に変更します。MID サーバー名を設定します。この名前は、MID サーバーリストに表示されます。 すべての MID サーバー名に一貫した命名規則を使用するのがベストプラクティスです。例えば、ホストマシンの名前と、Prod1、Dev1 など MID サーバーが接続する ServiceNow インスタンスのタイプを含めます。オプションのパラメーターを設定します。 threads.max は、構成ファイルで提供されたデフォルト値のままにしておくのがベストプラクティスです。この値を大きくすると、MID サーバーのサービスがより多くのシステムリソースを消費するようになり、パフォーマンスが低下する可能性があります。MID サーバーのプロキシを使用して ServiceNow インスタンスに接続する場合は、ここで関連する情報を入力します。ホスト名とポートが必要なプロキシもあれば、ユーザー名とパスワードが必要なプロキシもあります。このセクションを実施する前に、使用しているシステムの要件を確認してください。 ここでも、パスワードを保護するために暗号化はデフォルトで true に設定されています。アップグレードをダウンロードする以外の目的でプロキシを使用したくない場合は、オプションのパラメーターに何も入力しないでください。代わりに、アップグレードのダウンロードセクションに入力します。 アップグレードで、ServiceNow インスタンスへの接続に使用するプロキシとは異なるプロキシを経由させたい場合は、両方のセクションに入力します。 注意:インストールサーバーからダウンロードを受信するには、HTTP プロトコル用にポートが開いていることを確認してください。 Java Service Wrapper (JSW) を変更して、MID サーバーのサービスに一意の名前を付けることができます。ホストに MID サーバーが 1 つしかインストールされていない場合は、Java Service Wrapper を変更する必要はありません。 wrapper.conf ファイルには、MID サーバーのデフォルト設定が含まれています。 設定の変更は wrapper-override.conf ファイルを使って行う必要があります。MID サーバーのアップグレードでは、wrapper.conf ファイルの内容は上書きされますが、wrapper-override.conf ファイルは変更されません。 デフォルトの wrapper.name は snc_mid です。このファイルを編集して、MID サーバーのサービスに一意の名前を付けます。これを保存すると、MID サーバーの設定が完了し、開始する準備が整います。 以下の手順で、MID サーバーを開始し、サービスが実行されていることを確認してください。 管理者としてコマンドプロンプトを開きます。管理者としてログインしている場合でも、[コマンドプロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックして、管理者コマンドプロンプトを開いてください。 MIDserver ディレクトリーにある SNC_MIDServer_Prod1 フォルダーに移動します。Windows の場合、start と stop の 2 つのバッチファイルが MID サーバーサービスの開始と停止を行います。Linux の場合、これらのシェルスクリプトファイルを実行して MID サーバーの開始と停止を行います。なお、Linux では、サービスとして動作するわけではありません。代わりに、すべてがターミナルで処理されます。Windows では、サービスを開始および停止する方法は他にもありますが、コンソールに進捗状況が表示され、インストール時や開始時のエラーがここに記録されるため、ServiceNow では、最初からこの方法で開始することをお勧めします。このマシンで実行されているサービスを確認して、MID サーバーが開始したことを確認します。サービスは、wrapper-override.conf ファイルに入力した表示名で一覧表示されます。状態は、開始されたことを示します。 [プロパティの全般] タブには、wrapper-override.conf ファイルから取得されたサービス名と表示名の両方が表示されます。[スタートアップの種類] は [自動] にして、ホストコンピューターが再起動した場合に MID サーバーが自動的に開始するようにする必要があります。[ログオン] タブで、ホストマシンで MID サーバーを実行するために使用する認証情報を指定します。 ベストプラクティスは、ホスト上の MID サーバーディレクトリーへの読み取りと書き込みの権限を持つ特定のアカウントを使用することです。[アカウント] を選択し、ここに認証情報を入力します。新しい認証情報でサービスを再起動し、MID サーバーが ServiceNow インスタンスに接続されていることを確認します。